Maya 円形や帯状のノイズを作成する

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はじめに

全面ではなく限られた範囲にノイズをかけたいことがあります。ただし、単にマスクで切り取るのではなく、輪郭そのものにノイズがかかった状態を作りたい場合です。

マスクでノイズを切り取った例 - こういうことではない
こういうことではない(マスクで切り取っただけ)
輪郭にノイズがかかった円形ノイズの完成イメージ
こんな感じのイメージ(輪郭自体がノイズで崩れている)

ちなみに前者は、layeredTextureでノイズに円形のrampノードを重ねただけのものです。

この記事では、Mayaのノードベースで「帯状」と「円形」のノイズを作成する方法を紹介します。

単純な方法(rampノードのNoise)

rampノードを作成します。

Mayaでrampノードを作成した状態

Out Colorを適当なマテリアルに接続し、オブジェクトに割り当てます。ここでは SurfaceShader の Out Color に接続しています。

rampノードをSurfaceShaderに接続した帯状の表示結果
帯状

rampノードのランプを調整し、「Noise」と「Noise Freq」を設定します。

rampノードのNoise設定画面
rampノードで円形ノイズを表示した結果
円形

この方法はお手軽ですが、設定項目が2つしかなく、アニメーションさせるのも難しいという制限があります。

帯状のノイズを作成する

noiseノードを作成します。

Mayaでnoiseノードを作成した状態

bulgeノードを作成し、place2dTextureの RepeatUV を (1, 1) に設定します。

bulgeノードのplace2dTextureでRepeatUVを(1,1)に設定した画面

noiseノードの Out ColorR を bulgeノードの U Width に接続します。V Width は 0 に設定します。

noiseノードのOut ColorRをbulgeノードのU Widthに接続したノードグラフ

bulgeノードの Out Color を適当なマテリアルに接続し、オブジェクトに割り当てます。ここでは SurfaceShader の Out Color に接続しています。

bulgeノードをSurfaceShaderに接続した帯状ノイズの表示結果

noiseノードのアトリビュートを調整して仕上げます。下の画像は Threshold を 0.4、Amplitude を 0.2 にした例です。

Threshold 0.4・Amplitude 0.2に調整した帯状ノイズの結果

円形のノイズを作成する

帯状のノイズ作成の続きから進めます。

noiseノードの Out ColorR を bulgeノードの V Width にも接続します。さらに rampノードを作成し、bulgeノードの Out ColorR を rampノードの U CoordV Coord に接続します。rampノードの Output Color を適当なマテリアルに接続してください。

円形ノイズを作成するためのノード接続図

rampノードのランプを調整します。

rampノードを調整した円形ノイズの設定画面
完成した円形ノイズの表示結果

まとめ

noiseノード + bulgeノード を組み合わせることで輪郭にノイズがかかったような見た目を作成することができます。帯状のノイズを作った上で、さらに ramp で円形に変換するとリング状のノイズも作成できます。

他にも、bulgeノードを複製して回転・合成する方法や、線状のノイズを作ってから丸める方法なども考えられます。用途に合わせて試してみてください。

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